真冬の寒風の中に咲く、雙林寺(そうりんじ)のロウバイ
![]() 冬の青空と白い雲のもと、色鮮やかに咲き誇るロウバイの花 |
![]() しだいにほころんでいくつぼみ |
![]() 杉林を背景に、次々と開花していくロウバイの木 |
![]() 蝋細工のように透き通った花びら |
| 群馬県中部に位置する渋川市は、全国的に名高い伊香保温泉や、上信越高原国立公園の入り口として知られた町です。利根川と吾妻川(あがつまがわ)の合流点の平地を主とし、西は榛名山(はるなさん)、東は赤城山の山麓にまで及んでいます。 渋川市街地から車で15分ほどの場所には、室町時代に建立された曹洞宗の名刹(めいさつ)・雙林寺があります。江戸時代、雙林寺は、「雙林の水を飲まざる者は禅僧にあらず」と言われたほど、非常に多くの僧を抱える、格式の高い大寺でした。現在では、うっそうと茂る樹木に囲まれ、古の繁栄を偲ばせる、静かなたたずまいを見せています。 平成17年に、雙林寺では寺所有の山に、300株ほどの蝋梅(ロウバイ)を植栽しました。 中国が原産のロウバイは、朝鮮を経て渡来したと言われ、1月から2月にかけて、光沢のある小さな花をつけますが、12月から開花することもあります。 ロウバイ科の落葉低木であるロウバイの花は、葉よりずっと早く開花するため、その蜜蝋(みつろう)にも似た色合いの花々は、たいへんよく目立ちます。また、ロウバイの半透明の花びらには、まるで蝋細工のような、人工的で独特な美しさがあります。英名でロウバイを「ウィンター・スィート」といいますが、その名の通り小さな花々は、甘く上品な芳香を放ちます。 年があらたまって、寒さはいよいよ厳しい冬の山あいで、雙林寺のロウバイが、鮮やかな黄色い花を咲かせています。 |
![]() 歴史を偲ばせる、雙林寺の総門 |
![]() 傾斜が美しい、真横から見た本堂の屋根 |
初春のいちご狩りで、「やよいひめ」を味わう
![]() ビニールハウス内には、いちごの甘い香りが漂う |
![]() 緑の葉の間に咲く、可憐ないちごの花 |
| 雙林寺のある旧子持村(こもちむら)地域には、数軒の農家が集まって経営している、大きないちご園があり、近隣住民に親しまれています。群馬県は冬の日照量が多いため、ビニールハウスでのいちごの栽培が盛んです。 苺(いちご)とは、バラ科の小低木、あるいは多年草の総称で、オランダイチゴ、キイチゴ、フユイチゴ、ヤマイチゴ、ヘビイチゴ他が含まれます。 しかし、一般にいちごといえば、南アフリカ産でオランダで改良された、栽培種のオランダイチゴ(ストロベリー)を指し、日本には江戸時代、オランダ人によってもたらされました。 いちごは、地下の根茎から、ランナーと呼ばれる多数の走出枝を出して増え、春から夏にかけ、5弁の白い花をつけます。赤い果実のように思われているのは、「花床」あるいは「花托(かたく)」と呼ばれる、花をつける枝の先端部分がとくに発達し肥大したものです。めしべが変化した本当の意味での果実は、いちごの表面に無数についているゴマのような粒で、その中に種があります。 わが国でも長く品種改良がなされ、現在幾種もの人気ブランドが出回っているいちごですが、地元渋川の名産は、「子持ちのいちご」とも呼ばれる「やよいひめ」です。 群馬生まれのブランド・「やよいひめ」は、鮮やかな美しい紅色で大粒、糖度が高く、まろやかな甘みがあるのが特徴です。 1月初旬から5月まで、いちご園ではいちご狩りが楽しめて、採りたての新鮮ないちごを味わうことができます。 |
![]() たくさん実った、食べ頃の真っ赤ないちご |
![]() 群馬生まれのブランド、「やよいひめ」 |


















































